アートと造作家具が彩る空間。
美術館のようなオフィスとインダストリアルな倉庫
施工データ
■施工内容
キッチン:ミラタップ センシー W900/洗面化粧台:クリナップ エルヴィータ フロートタイプ W900 ミラー ミラタップ ピッタミラー /トイレ:TOTO ネオレスト RS1(1Fトイレ)、LIXIL サティス ノーブルトープ色(2Fトイレ) /床材:サンゲツ タイルカーペット DT-50901(2F事務スペース・打合せスペース)、NTH-71702~NTH-71704(1Fフリースペース)、サンゲツ フロアタイル WD-2113(1Fトイレ)、IS-2118(2Fトイレ)/壁材:サンゲツ SP2508(メイン)、TH34745(1Fフリースペース 柱アクセント)、TWP9190 (洗面室壁)/壁タイル:LIXIL エコカラットセルフ ECSF-9090S/50(トイレ)、シンコール スライストーン ST-09(1Fフリースペース)、LIXIL モザイクタイル ラスターガラス DTL-25P1/LSG-2(打合せスペース)/建具:LIXIL ラフィス、造作扉/
■リフォーム面積
133m2
■費用
2000万円
今回のリノベーションについて
オフィスと倉庫を、アートや造作家具が映える空間へリノベーションしました。
既存の素材や建物の特徴を活かしながら、それぞれの用途に合わせて異なる表情を楽しめる空間に仕上げています。
Before→After
▼1階|倉庫


正面の壁面アートをメインに、天井や梁をそのまま残すことで、素材感を活かしたインダストリアルな倉庫に仕上げました。
奥には隠し扉を設け、扉を開けると休憩スペースへとつながる仕掛けを取り入れました。


休憩スペースはホワイト×木目を基調とし、清潔感のある空間に仕上げました。

アクセントとして、上部の壁面には石を薄くスライスしたパネルを設置し、壁面のブラケット照明には天然石素材を採用することで、柔らかく上品な雰囲気を演出しています。
さらに奥にある外部のデッドスペースには、檜を使ったウッドデッキを組み、香りを楽しみながら寛げるスペースに仕上げました。
▼2階|オフィス


中央には、コーポレートカラーを取り入れた円形の造作棚を設けました。


事務スペースとの間には、造作棚の曲線に合わせた曲線の壁を設け、一体感を持たせつつ、空間を仕切るような間取りにしています。

設計時の完成イメージ


また、造作棚、デスクの照明部分、玄関扉にはコーポレートカラーを用いています。天井には単色のグレーではなく、緑を混ぜて調色したグレーを用いることで、グラデーションによる強弱のある空間を演出しました。


内装は美術館をイメージし、外周面の壁や間仕切り壁、建具をホワイトで統一しました。空間全体をキャンバスと捉え、各所のアート作品やメインの造作棚、造作壁をより際立たせることで、美術館のようなオフィスを目指しました。
造作壁は左官仕上げとし、部分的にエイジング塗装を重ねることで、奥行きのある仕上がりにしました。光が当たると異なる表情を見せる、エントランスにふさわしい壁となっています。


天井はすべて解体して天井高を上げ、梁に間接照明を仕込むことで、明るすぎない妖艶な空間に仕上げました。
事務スペースのデスクは造作で製作し、仕上げには磨き壁で用いられる左官材料を使用しました。光沢がありながらも、マーブル柄の上品な作業デスクに仕上がっています。
また、コンセント類は中央にまとめ、デスク周辺の配線類もスマートにまとめられる配置としています。


給湯室は、必要最低限の家電を置けるように設備を配置し、コンパクトな空間にしています。


打合せスペースはホワイトを基調とし、モニター裏にはアクセントとしてガラスモザイクを貼り、煌びやかな空間に仕上げています。


洗面化粧台はフロートタイプを選定し、カラーにはブラウンを採用しました。大谷石のような壁紙と組み合わせることで、重厚感のある空間に仕上げています。

トイレにも洗面スペースとの統一感を持たせるため、ブラウンのトイレを採用しました。背面にはエコカラットを貼り、アートの要素も取り入れています。
オフィスと倉庫にはそれぞれ異なる表情を持たせながら、コーポレートカラーや素材選びにこだわることで、建物全体に統一感のある空間に仕上げました。

